洗剤や柔軟剤の「香りが好き」61.2%,「正直香りは苦手」33.9%,「無香料を使い分けをしている」55.3%
突然ではありますが、皆さんは毎日の洗濯の仕上げに柔軟剤は使用していますか?
柔軟剤の香りが好きで使用しているのは61.2%
衣類の種類に応じて、無香料の洗剤や柔軟剤との使いわけをしている方が過半数いらっしゃるのです。
実は全体の67.5%の方が柔軟剤を使用しているのがアンケートの調査でわかっています。
洗濯の仕上げはやっぱ良い香りで仕上がっていると気持ちが良いですよねぇ!
その反面、他人の衣服の柔軟剤が気になると答えた方は全体の62.1%にも登るのです!!
ビックリですよね!?

そうなんです!?毎日清潔に洗濯して、良い香りをさせるために使用している柔軟剤であなたの周りの人は香りが気になっているかもしれないのです!!
柔軟剤の話をする前に、洗濯でこんな悩みはありませんか?



もしかすると、柔軟剤が原因で悩みが起きてるかもしれません。
柔軟剤は、硬水が主流の海外で誕生し、硬水で洗濯をするとゴワつきが出るのを抑えるために開発されました。柔軟剤の特徴として、すすいでも、衣類に残るように設計されていて、洗濯に色々な影響を与えているのです。
とは言っても、洗濯物はキレイにいい香りをさせたいし、他人に気を使わせないように
爽やかな香りの仕上がりをさせたいものです!
洗濯をする上で、いい香りをさせて肌触りをよくするために柔軟剤について少し詳しく見ていきましょう!?
柔軟剤の正しい使い方7項目
1・柔軟剤の量を守る
柔軟剤の量が多いからと言って、香りが強くなるわけではありません。
繊維や素材が傷ついて衣類の持ちが悪くなる可能性があります。
2・柔軟剤と洗剤を一緒に投入しない
互いの効果が打ち消しあってしまいます。
柔軟剤は衣類同士の摩擦を防ぐのが役割です。
3・すすぎ1回での使用は避ける
どうしても1回だけでは、衣類の汚れが落としきる事が出来ず、洗剤が残っている場合があります。
4・脱水をかけすぎない
柔軟剤成分が排出されて効果が薄れてしまう可能性があります。
5・洗濯物を詰め込みすぎない
私もよくやりがちですが、柔軟剤が全体に行き渡らずムラ出来てしまいます。
6・シワ・凸凹加工の衣類には使わない
せっっかくの加工が取れてしまいます。
7・古い柔軟剤は使わない
古い柔軟剤は液がドロッとしたり、白い粒が出たりします。
詰め替え時には、容器の水洗いは避けましょう、容器の中に菌が増殖する可能性があります。
洗濯後の柔らかい肌触りと爽やかな香りを好む人がいれば、お金を無駄にしてるし、匂いが強すぎるという人もいます。仕上がりの衣類を肌触りが滑らかになったり、静電気を抑えたりメリットは見えてきましたが、柔軟剤を使う上で知っておくことは一体どう言った事があるのでしょうか?
次のチャートで詳しく見ていきましょう!
柔軟剤を使用する前に知っておく5つの事
1・肌トラブル
前文にも紹介した通り、柔軟剤は、衣類に残る設計が施されています。衣類を滑らかにすることによって皮膚との摩擦を抑え、敏感な肌に刺激を軽減してくれます。アトピー皮膚炎にお悩みの方にとって救世主のような存在です。しかしながら、柔軟剤の多くは接触皮膚炎を引き起こす可能性のある物質を含んでいる場合があります。柔らかく仕上がった服を身につけているのに、痒みが止まらないなんてことにもなりかねません。お肌が敏感な乳幼児にも使用を控えた方が良いかもです。

2・どの衣類にも使えるわけではない
- タオル地や綿は吸収力を失います。バスタオルやキッチンタオルには致命的です。
- スポーツウェアやアウトドアは柔軟剤によって「吸汗」などの機能が低下します。
- 化学繊維も柔軟剤によってダメージを受ける場合があります。特にランジェリーは柔軟剤の仕様によって形が崩れてしまう事があります。
- 羊毛にフリース、シルクなどは柔軟剤を使うとベタついた肌触りになる場合があります。

3・洗濯機が臭う
柔軟剤は仕上げに使用されます。そのため、残留物にバクテリアが繁殖されやすい状態になります。匂いを打ち消すためにより多くの柔軟剤を使用すると、負の連鎖に陥ってしまいます。

4・環境破壊
ドイツでは2005年から、微生物によって分解可能な界面活性剤のみが柔軟剤の成分として許可されています。ですが、柔軟剤に含まれる香料や防腐剤などの成分に関しては触れられていません。
これらの成分は今も地球環境を汚染し続けています。私が住んでいる沖縄でも柔軟剤の消費量が他県に比べ全国平均4倍と言われています。
これによって大量のプラスチックの廃棄物や温室効果ガスが発生していることも決して忘れてはいけません。

5・無駄
静電気を抑えるだけであれば、柔軟剤は必要ありません。アルミホイルを丸めた球を洗濯機に投込むことで抑える事ができます。
衣類を滑らかにするのであれば、お酢がオススメです。125mlのお酢を柔軟剤代わりに入れるだけでタオルをフワフワにしてくれます。
この量であれば、洗濯物に匂いは移りませんので、ご心配なく。衣類の繊維も炒めず、逆に害になるカルキの残留物を除去してくれます。
衣類に良い香りをつけたい場合はポプリ・サシェがオススメです。さらに洗濯用洗剤にも、香料は含まれています。
まとめ
最後まで購読いただきありがとうございます。
香りをつけるために柔軟剤を使用してる方が多くいらっしゃる反面、それと同等の方が他人の使用している柔軟剤の香りが気になっている現状で使い方も考えなくてはならない社会になって来ています。
また、持続可能な環境を構築る取り組みも色々な場面で出て来ている中で私たち一人一人のライフスタイルも一度立ち止まって見直す局面になって来ているように感じました。
とは言っても、毎日の洗濯のアクセントに洗濯物の仕上がりが爽やかな香りがすると癒しのひとときになると思います。